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Wrinkles
Collection
2019.05
衣服は第二の皮膚と呼ばれるように身体と密接に関係している。それはモノは地に場を持つのに対し、衣服は身体に場を持つからであろう。あるモノ(ここではボトル)のパターンは直線的で鋭利、かつ人のラインや形とは離れた位置にある。今回の工程ではそのパターンを人に寄り添うものに形づくる。
わたしが衣服を着ると平面的だった布が立体的な衣服へと変化する。そしてわたしが動くと流動するように共に動く。そして、わたしに沿って動く布は生きているかのように皺を生み出す。その皺さえも衣服の一部であり、わたしの一部である。皺とともに動き廃れ形取られていく衣服はわたしと一体となり呼応する。
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